私の場合、「おおむね満足」という満足はありません
師はつねに偉く、弟子はつねに劣っているものでもない。弟子の美点に敬意をいだける師こそ、真に師とよんでさしつかえない人なのではないか。
参考
「孟嘗君 2」(宮城谷昌光著)講談社文庫
161頁
教師の失敗-18
子どもの長所をひきだせない
子どものよさを褒めてあげられる機会を
多くもてる教師は、優れた教師です。
しかし、授業を参観していると、子どもが
よさを発揮できる機会が意外に少ないこと
がわかります。
中学校なら、教師がしゃべりどおしで子
どもの出番がほとんどない授業。小学校
なら、誰でもできることばかりで、一人一
人の本当のよさが発揮できない授業。
観点別学習状況の評価では、A(十分
満足できる状態)とB(おおむね満足でき
る状態)の境界がどこにあるのかというこ
とが問題になります。量的には、「(○○
分以内に)○○問以上できればA」という
設定の仕方ができますが、それでよいの
か。むしろ質的に、「この水準の問題が
できればA」という設定の方がよいのでは
ないか。
題材によっても評価の方法が様々です。
そもそも、「満足」とはだれの「満足」な
のか。「おおむね満足」というのは「満足」
ではないのではないか。
だれもが納得できる評価というのは難
しいかもしれませんが、少なくとも当事者
が納得できる評価の方法を研究するべき
です。
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