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最強のセキュリティー

 教育現場では,働き方改革の流れで紙ベースのものをコンピュータで管理できるようにデータ化する動きがある。

 だから大切な情報を紛失したり,盗まれたりする危険性も格段に高まっている。

 通知表の原本を持ち出すのはそれなりに心理的な抵抗感が働くが,USBメモリにはいった情報はポケットに入れて持ち帰りやすい。コピーも簡単にとれるから,学校に保管してあるもののコピーを持って帰ることがやりやすい。

 コンピュータを操作できない大臣が「世界」で話題になっているが,実は最強のセキュリティーは,情報通信技術を使わず,「実物」で保管することかもしれない。

 電源を失えば何もできなくなるかすべてを失う恐れのあるものに,世界は多くを託している。

 かつてのスパイ映画では実物を盗むために金庫を開けなければならなかったが,今ではUSBメモリを差せば,いくらでも盗めてしまうからつまらない。離れたところにあるコンピュータでも盗めてしまう。暗号をつくる技術が高まれば,暗号を解読する技術も高まっていく。

 セキュリティーを高くできる人間がいるなら,それを破ることができる人間もいる,ということである。

 頭の中にある情報も,自白剤で引き出されてしまうかもしれない。

 ペーパーレス化によって,責任感の欠如や仕事に向かう姿勢の真剣さが失われてはいまいか。

 もちろん,紙の情報すらろくに管理できない人たちには,その機会がふんだんにあった学校生活をやり直してほしい。

 西尾幹二著『あなたは自由か』(ちくま新書)の冒頭の話を読むと,本当に「危機管理意識」の高い人なら,機密情報の扱い方を変えるはずだと思ってしまう。

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コメント

コメントありがとうございます。
教育現場などはまさにそうなのですが,日本はまだデジタル社会には移行していないと思っています。そして,それが功を奏している感じです。
周回遅れのトップランナーを目指すという選択肢もありでしょう。

貴方の仰る通りですね。私も某五輪担当相と遜色ない、「アホちゃいまんねん・バーでんねん」の一人です。デジタル社会にはなかなかついて行けない、アナログ人間の典型です。こんな奴が、こんなブログ世界に飛び込み、こんな事やってるのですから、ANA恐ろしや極まり無しです。デジタル社会で生き延びる方法は、「繋がらない」事でしょうが、それではツマラナイ人生で終わっちゃいますよね。「触らぬ神に祟りなし」の諺通りなら、「電脳ネット」という神に触り捲っている私も、最早、祟られる対象の一人になっている筈です。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より