博士号をとるまでは結婚してはいけない
ある女子大の近くを歩いていたら,たまたまタイトルの言葉が耳に入ってきた。
「え~そんなことあるの?」と一緒に歩いていた女性が聞き返している。
今時,立派な職について,立派な社会人になってから所帯をもとう,と言えない時代になってきているが,もしこういう話が特定の女子大のルール(というか,しきたり?)だったとしたら,まずいだろう,と感じた。
家庭と博士号をとるための研究が両立できるわけがない!と主張される方がいるかもしれないが,
博士号が取れたと思ったら,結婚できる相手がいなくなっていた,という人生も哀れなものだろう。
「私は研究に人生を捧げる」という人がいるのはもちろん構わないが,様々なレベルのある大学で,大量の博士が生まれているこの時代に,「結婚不可」という条件は重すぎる気がする。
私はあまり女性の研究者の知り合いはいないが,かなり高齢で出産されて方を知っている。
大変さはいろいろな意味で理解しているつもりである。
今後,「多くの人たちが結婚し,子どもをつくる」ことが奨励される時期が来るかもしれない。
そういうときに,「今までとても結婚しにくかった人,子どもがつくりにくかった人」への支援も忘れてはならないと思う。
これからも様々な場所から「ハラスメント」の実態が明らかにされてくるだろう。
「いじめ」と同じように,ただ声をかけた(またはかけなかった)だけで「ハラスメント」と言われる時代になることをとても恐れてもいる。
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