ゼロリスクを求める動きが最大のリスク要因になっている
「一人も仕事で倒れないようにする」ことを目的にやっている仕事のおかげで,倒れて死んでいく。
これと似たようなことが起こっている会社はないだろうか。
「少しでも負担を減らそう」という意気込みはわかるが,その取り組みのために超多忙になり,急激な負担増に見舞われている人はどうすればいいのか。
ゼロリスクは理想だが,世の中は理想を理想通りに叶えなければならない現実が山ほどある。
災害対策を例にとるまでもない。
堤防を何m高くしたからと言って,「絶対に安全」などとは言えないのだ。
「堤防があるから安心」といって避難しなかった人だけを責めるのは間違いだ。
リスクを理解させる教育が今,最も求められていると言ってもよい。
今まで,教育の世界では,ゼロリスクのためならどんな無理も通してしまってきた。
それが最大のリスク要因になっている。
いじめを撲滅するための道徳の教科化にしろ,放射線教育にしろ,「やるように仕向けましたので私の仕事は終わり」的な仕事術のどこにどんな問題があるかを認識してほしい。
障害者雇用の水増しをしていた文科省が,パラリンピックに向けて何をさせようというのか?
どんな顔をして現場に出てこられるというのか?
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