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入試・採用における女子冷遇措置

 別件で相当の不正行為(犯罪行為)があり,捜査が入ったりしなければ,入学選抜や採用試験の全貌が明らかになることはないだろう。しかし,女性が冷遇=男性が優遇されるような措置がもし「一般的なもの」なのであれば,開示請求が相次ぐことになる。

 実態は,来年の女性の合格率で明らかになることだろう。

 ニュースで報道された大学では,「女子冷遇措置」が始まった年からしばらく,合格者に占める男子の割合が上がっている。もし,「措置なし」に変えたら,急に女子の割合が増えるはずである。

 「女子冷遇」問題は,たとえば「合格者を男女同数とする」と決めている入試にも波及する可能性がある。

 男子より高い点数をとった女子が不合格になる(もちろん逆もありうるが)のは,不平等である,という主張が高まるだろう。

 「とりたい人」が「とれる仕組み」を大学や企業は自分でつくることができるのかどうか。

 若い女性比率が高いある小学校では,担任がすぐ産休に入り,年が変わってクラス替え後に担任だった先生がまた産休に入り・・・と,年度の途中で産休代替の先生になることが何年も続いた学年があったという。教育長に直接苦情が入り,その要求をどのような形で受け入れたかというと,男性教員の比率を上げる,というものだった。私が「どうしてこの小学校は男性の先生が多いのですか」と質問してわかった事情だった。

 管理職の苦悩は深い。子育てのために仕事ができないでいる母親の,産休に入る教員への感情をどのように捉えたらよいのか。

 日本の「古い体質」は脱ぎ捨てることが可能なのか。

 道徳の新しい教科書を分析することで,その可能性を探ることはできるのか。

 世界が日本の「古い体質」に注目するきっかけになってしまった女子冷遇措置問題。

 「女子アナ」とは言うが「男子アナ」とは呼ばない日本の社会。

 ニュースを報道している側にこういう自覚はあるだろうか。
 
 学級委員を決めるとき,男子1名,女子1名というしばりは,なくすべきなのか。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より