「カエル症候群」の悲哀
現状に不満がある人は,よりよい方向に「変わる」ことを期待し,
何かに手をつけて「変える」ことを望みます。
しかし,手をつけるべき問題がたくさんありすぎて,結局は簡単にできる(しかしどうでもいい)ことだけを変えて,改善しないので元に戻す・・・同じ場所に「帰る」・・・こんな「改革」を繰り返しています。
こういう「病気」を私は「カエル症候群」と名付けています。
ちなみに,何か本を読んで,その通りに実行すれば上手くいく,と思う人たちも,
成功は金で「買える」と誤解している「病気」だと判断します。
これも「カエル症候群」の一種です。
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