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「強いチーム」の勝因

 5月26日現在,プロ野球・セリーグでは広島が2位に5ゲーム差をつけて首位を走っている。

 広島の「強さ」の秘訣は何なのか。

 巨人のように「金」で優秀な選手を引き抜いていくことで勝利を目指していくチームとは何が異なるのか。

 広島の個人の打撃成績を見てみると,打率が3割を超えている選手(規定打席に達している選手で)は1人もいない。打率10位までに1人も入っていないのが広島である。

 投手成績を見ても,防御率成績でベスト5に入っている選手が1人もいない。

 「個」の実績ではなく,「チーム力」で勝っている典型的なチームである。

 「金」で買われてきた選手が活躍せず,低迷するチームには,「言い訳」が可能である。

 負けを人の責任にできる。

 みんなの責任で負け,みんなの力を結集して勝つ。

 個々人の絶え間ない努力の成果が,チームの勝利に結びつく。

 「完成形」「実績型」ではなく,「未熟」「成果をこれから出す」チームの強さが勝利の秘訣なのだろう。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より