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横浜市立学校の「教職員の働き方改革プラン」

 副題に,「先生のHappyが子どもの笑顔をつくる」とある。

 横浜市教育委員会が,この3月に策定したプランには,具体的な「工程表」が示されており,かなりの予算措置も必要そうだが,2022年までにすべてが実現すると,横浜市で働く魅力が高まり,教員の志望も増えていくだろう。

 「原発避難でのいじめ」でイメージが悪くなった横浜市だが,教育の未来は暗くはない。

 予算がない→子どもを育てる環境がよくない→子どもが減る→さらに予算が減る

 という負のスパイラルは,実は「予算を教育に重点的にふりわける」ことで抜けられる,ということに早めに気づいた自治体はまだ生き残れるかもしれない。

 重点戦略として「学校の業務改善支援」「学校業務の適正化,精査・精選」「チーム体制の構築と人員配置の工夫・充実」「教職員の人材育成・意識改革」の4つが挙げられている。

 「19時までに退勤する教職員の割合」を70%以上にする,などの数値目標も掲げられている。

 もちろん,前の記事で紹介したように,「5時台に出勤する」という人も出てくるから,「労働時間の短縮」にはならないかもしれないが,「太陽が昇って働き,沈むときには仕事を終える」生活には魅力を感じる。

 ○グループウェアの導入(今年度には250校の予定)
 
 ○学校ホームページのCMS化(今年度には445校の予定)

 ○職員室レイアウトの改善(私の2校目の勤務校で実施していたものと同じだった)

 すでに実施済みの自治体も多いかもしれないが,着実に前に向かう姿勢を教育委員会が示してくれるのは心強い。

 もし管理職の立場なら,各自の業務の進め方をグループウェアでチェックし,AIが人事考課をしてくれると「管理職の働き方改革」も実現できるかもしれない。

 過労死によって生かされる,というのも悲しいが,確実に大きな流れは起こっている。

 「ブラックな職場」の代表は官庁と学校であるが,保護者に「何でも要求するわけにはいかない」という自覚を芽生えさせている空気は,一部の教員たちにとっては「追い風」である。

 私のような「古い体質」の人間も,あと10年もすればいなくなるのだろう。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より