マリオが総理大臣ならピカチュウを防衛大臣,ハローキティを外務大臣に
河野外相の英語版ツイッターが日本語版のそれよりも注目されていることが話題になっている。
日本では「政治の幼稚化」の象徴のように見えてしまうかもしれないが,
政治よりも文化が社会をつくってきた国の人々にとっては,何の抵抗も感じられない出来事なのかもしれない。
日下公人さんは,何年も前から「ピカチュウが世界を変える」ことを予言されていた。
「こんな素晴しい国に生まれて良かった」と締めくくられているアメリカ人の子どもの作文を紹介して,そこに登場する電気製品やアニメなどがすべてメイドインジャパンであることを教えてくれている。
幼児たちがもつ純粋さと残酷さを,そのまま大人に表現されてしまうのも考えものだが,日本が世界を動かすとしたら,それは文化の力によるものに違いないだろう。
アニメの世界への熱狂的なファンがすでに大きく成長し,何か普遍的な価値を認めてくれてしまったようなタイミングである。チャンスを逃さない機動力を政治に行かせる人が登場したのだろうか。
オリンピックの会場に総理大臣がマリオの姿で登場した国である。
閣議も着ぐるみで実施してみたらどうか。
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