12月29日 国際生物多様性の日
植樹イベントが行われる国もあるようだが,偶然,昨日,椿の木を買ってきた。
今日は,少し大きな鉢に植え替える作業をした。
世界の生き物が危機に瀕している背景に,人間の欲があることは言うまでもない。
アフリカのマウンテンゴリラの敵は,たとえば携帯電話を使う人間,作る人間,売る人間である。
レアメタルの産地がゴリラの生息地と重なると,どんなことが起きるか。
人間の生活スタイルや趣味が多様化するのに従って,犠牲になっていく生物がいる。
そういう図式を堂々と広めると,需要が下がり,経済が停滞し,困る人たちがいるから,
「知らないでおいてほしい」と願ってしまう。
たこ焼き好きな人が,知らないといけない情報とは何か。
事実を突きつけられないと,人間の心はなかなか動かない。
そういう事実を知らされない教育を目指そうとしている人たちが手に入れるのは何か。
これも生存競争の一環であると捉えておいた方がよいのかもしれない。
« 現実的な教育内容や教育方法の議論がなぜ小学校や高校では役に立たないか | トップページ | 12月30日 6・3・3・4制 »
「教育」カテゴリの記事
- 教員になりたての人がすぐ辞める理由(2019.01.12)
- 教育は「願ったもの勝ち」「言ったもの勝ち」ではない(2019.01.08)
- 「一人も見捨てない」は罪な要求である(2019.01.04)
- 列で並ぶこと自体が好きな?日本人(2019.01.01)
この記事へのコメントは終了しました。
« 現実的な教育内容や教育方法の議論がなぜ小学校や高校では役に立たないか | トップページ | 12月30日 6・3・3・4制 »
コメント