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12月23日 あと3㎝で新幹線は脱線していた?

 新幹線史上初めての重大インシデント。

 JR西日本による会見で,新幹線の台車を支える鋼材に大きな亀裂が入り,あと3㎝で破断していたことが公開された。その場合,脱線のおそれもあったという。時速300km近い列車が脱線したらどうなるのか。実験で確かめることは困難だろう。

 しかし,「走行中に壊れた新幹線」の画像を一度見てしまうと,事故の現実味が増し,恐怖心が高まってしまう。

 私の娘は「絶対に飛行機には乗りたくない」と言っているが,そのうち「新幹線も怖い」と言い出しかねない。

 小倉で乗務員が異臭に気づき,山陽地域を走っている間にも,異常を感知していたが,新大阪駅で引き継いだときには「問題ない」という認識が伝達されてしまった。名古屋で点検して状況が把握できたという話である。
 
 国民の安寧を日々祈って下さっている天皇陛下が抱く心配の種をさらに増やしてしまったようだ。

 当事者である鉄道会社の「心配」が天皇陛下の数億倍であることを祈る。

 「安全」よりも「経済性」を優先したとき,どれだけの命が失われるかわからないのが新幹線の事故でる。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より