12月13日 双子の気持ち
双子の漫才師やお笑い芸人をときどきテレビで見たことがあったが,
「苦労も多いだろうな」という印象ばかり抱いてきた。
そういう双子の兄弟・姉妹をたくさん見てきたからである。
「比べる」という思考は,非常に小さい頃から可能になる能力であり,
「比べられることの苦痛」を味わった期間がとても長いという人もいるだろう。
冒頭で述べた漫才師やお笑い芸人の双子は,そういう苦痛を逆に
笑いに変えてしまう特別な能力があったのかもしれない。
ウケないときの痛さも尋常ではないものの,「家族」だから痛みも分かち合えるのだろうか。
そういう子どもたちの面倒を長く見てこられた親御さんの苦労は想像しにくいが,
教師をしていると,
同時に複数の子どもに同じような愛情を注げる能力も大切だと感じた。
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