12月1日 冬の省エネ総点検の日
1980年に資源エネルギー庁が中心となって,「省エネ」への取り組みを国民全体に広げる活動が始まった。
背景は言うまでもなく,1970年代にあった2度のオイルショックにある。
毎月1日は「省エネの日」,
毎年2月が「省エネ月間」となっている。
夏の31度をエアコンで25度くらいに冷やすのと,
冬の0度を18度くらいに温めるのと,どちらがエネルギーを多く消費するかは言うまでもない。
計画停電が実施されたとき,「寒さをしのぐには服を重ね着すればよい」とまさに「鏡」としての言葉を残された方がいらっしゃった。
夏に節約を意識しすぎて熱射病になるのもダメだし,
冬でもやせ我慢はいけないと思うが,体を温めるための工夫はいくらでもある。
資源エネルギー庁のHPに,「一般向け省エネ関連情報」というコーナーがあり,
省エネのコツ,具体的な行動とその効果が
エアコン,照明,キッチン,自動車など,使用機器ごとに示されている。
こういう電気・電子機器に将来,省エネAIが組み込まれると,人間がいかに無駄な欲をたくさん抱えているかが実感できる生活を送れるようになるかもしれない。
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