11月6日 お見合い結婚
終戦から2年がたった1947年の11月6日,ある場所で集団お見合いが実施された。
雑誌が主催したこのお見合いに参加したのは,男女合わせて386人だったという。
お見合いが実施された様子が映像で残っていて,歴史の授業で映像を紹介するときは,
「この人たちはここに何しに集まったか?」とたずね,映像を使わないときは,
「お見合いが実施された場所はどこか?」とたずねている。
70年を経た今は,
AI が結婚相手を見つけるサービスにも活用されている。
過疎の町の小中学生に結婚相手を同級生から選ばせることで,人口減少を食い止め,貧困化を防ごうなんて考えている人がいるようだが,中世や近世の時代に時計を逆戻りさせることは不可能だろう。
中国のように親が必死に子どもの結婚相手を探すような光景も見たくない。
「成り行きに任せる」ではどうにもならずチャンスを逃す人がいるかもしれないが,
昔,やたらとお見合いを薦めてくる(他校の)校長先生がいたのにはまいった。
今の時代,指導力のない女性教員をすぐに結婚させて,産休で休ませているうちに自分が異動する,なんていう「学校経営」をしている校長もいるのだろうが・・・。
今後は,「お見合い」にも国が本腰を入れるような課題になるのだろうか?
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