10月25日 学校へのリクエスト
10月25日は,ドイツでラジオでのリクエスト番組が始まった日ということだ。
同じ年(1936年)の1ヶ月後に,日本がドイツと防共協定を結んでいる。
学校教育への社会からのリクエストはたくさんある。
ナントカ教育大流行の昨今である。
カリキュラムをもし「社会に開かれたもの」にするのであれば,「学校へのリクエスト」に応じて教育内容を適宜見直せるよう,また,加えられるよう,「ゆとり」をもった編成にしておく必要があるはずである。
それなのに・・・・。
すでに平成30年度の教育課程編成に着手している学校もあるだろう。
学校の教育課程は,新学習指導要領への対応力のアピールのしどころである。
中学校で言えば,35週×週当たり29コマに,ギリギリに詰め込んだ教育課程にするのか,
土曜授業を増やして,ゆとりをもたせるのか?
一般の方は,授業は年間35週しかないのか?といぶかられるかもしれないが,
春,夏,冬の長期休業のほか,祝祭日がけっこう多く,35週分確保するのはなかなかに難しいものである。
もはや,いっそのこと,長期休業がないカリキュラムが編成できるよう,規則を変えるべきときに来ているのかもしれない。
そうすれば,教員志望の人がさらに減ることが想像できそうだが・・・。
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