9月26日 災害への備え
9月26日は,台風に襲われる回数が多い日だと言われている。
痛ましい事故の記憶もある1日だが,日本は東日本大震災などを経て,
災害に強い国に大きく変わりつつあると思われる。
災害への強さは,物理的な備えだけではなく,精神的なつながりの度合いによっても測定できよう。
「明日は我が身」という言葉を,ただ唱えているだけでも意味はない。
今日,できる「備え」は何だったか。
教育現場も,ときどき「豪雨」や「台風」に見舞われる。
感情が嵐のように高ぶり,生徒と生徒が傷つけ合う事態に陥ることがある。
こういう場合にものを言うのは,日頃からの「備え」である。
気持ちでは救う対象である子どもが,いつの間にか人を救う立場になっていることがある。
子どもにいつも救われている感覚をもっている教師に油断はないか。
子どもをいつも救っている自覚のある教師に油断はないか。
生徒と教師の関係でも,「お互い様」という感覚が大事である。
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