9月21日 国際平和デーと国連総会での既視感
国際連盟で演説を終えた松岡洋右が議場から去る様子を,授業では動画で生徒に見せていた。
トランプ大統領の演説が始まる前(始まってから?)に,北朝鮮の国連大使が議場を出て行った様子が報道された。
国際的な機関に背を向けた国に待っているものは何だろう。
トランプ大統領の演説には,「おまけ」がついていた。
北朝鮮の拉致問題にふれてくれたことを,日本側はとても歓迎しているようだ。
「ロケットマン」と揶揄された側が,次に起こす行動は何だろう。
私が読んだ新聞はどれも扱いが小さかった(1面ではふれていないものもあった)が,「完全な破壊」という言葉が見出しに使われていたのは日本経済新聞である。ヨーロッパの国々が対話に動き出すとの記事もあった。
9月21日は国際平和デー。「世界の停戦と非暴力の日」に,当てつけのように行動を起こしてくるかもしれない。
子どもたちにとっても,ニュースに関心が高まるきっかけとなった。
不倫だの何だのというニュースより,大事な日本と世界の未来の話に耳を傾けられる大人が増えてほしい。
子どもは大人の背中を見て育つ。
北朝鮮の国連大使が置かれている立場に心を寄せる余裕もほしい。
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