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働きアリの法則を教育にあてはめると何が起きるか?

 有名な「働きアリの法則」と,経済学者の「パレートの法則」は,

 2割と8割(2割と6割と2割)に分類して,それぞれの特徴を説明するものです。

 経験上,多くのことに当てはまるので,「法則」として人間を理解するときにも使われることがあります。

 ただし,「学級は2割の子どもが動かす」などという話が出てきたとたん,

 まともな教師なら憤慨することになるでしょう。

 私もこれを批判する記事を何度か書いたことがあります。

 これほど子どもたちの理解に対して,悪しき先入観を与える話はありません。

 自分自身の気を紛らわせるために20:80という「分類」をすることは勝手です。

 自由に「分類」,「レッテル貼り」して遊んでいればよい。

 でも,子どもたちは「アリ」ではありません。

 理科の教師に限った話ではありませんが,
 
 ときどき昆虫と人間を「同一」に扱う人がいます。

 気をつけた方がいいですね。

 でも,「同志」のうちの2割が,8割の成果を上げている,という捉え方は正しいのかもしれません。

 経験則と法則の区別はしっかりとしておくべきでしょうし,

 「法則に合わせるように教育していく」ことの問題は,だれの目から見ても

 ・・・・少なくとも8割の側からすると,迷惑どころの話ではないでしょう。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より