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線状降水帯出現予測は可能か~地上500mまでの空気中の水蒸気量が鍵か

 命を守るために必要な最低限の知識を伝えるのは,教育の大きな役割である。

 地理院地図などを活用して,自分が住んでいる地域,自分が学んでいる学校周辺の地域の特色を理解させる教育は,現在の小学校や中学校でもできることである。

 命を守るための教育に,教科の違いも何もない。

 地理や保健,理科の専門家しかわからない話では困るし,すべての子どもに理解させることができない指導でも困る。

 知識とは,「だれに聞けば正しい情報がわかるか」ということも含まれる。

 豪雨をもたらす線状降水帯ができるメカニズムが,少しずつわかってきているようだ。

 雨は上空から降ってくるものだが,それほど高くない,低層の大気の状態が豪雨の原因である可能性が指摘されている。

 避難行動に時間がかかる人が多い地域ほど,危険が迫っている情報が早く伝わる仕組みができるとよい。

 高い山地でなくても,冷たい空気の上に,湿った暖かい空気が乗っかっていくことで,積乱雲が続けて発生した地域もあるという。

 複雑な地形で海に囲まれている国に暮らす人間に欠かせない知識を深め,思考力を高めることができる教育を充実させる意思を,国はさらに強く示してほしい。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より