教育を「売りもの」にする卑しき「教育者」たち
ほぼ言葉だけを中心に伝えられる「現場の教師の役に立つこと」を,「商いもの」にしたがる「教育者」がいるのが許せない自分がいる。
だれのおかげで「教育を語る言葉」を手にすることができたのか。
子どもを「商売道具」に使う人間がとても多い校種がある。
みんな同じような目つきをしているのが気になる。
昨日はある学会で発表させていただいたが,
参加者からお金はとらない会だったので,気兼ねなくその場にいられた。
会場を準備していただいた大学の先生のゼミの学生さんたちは,
休日出勤?で大変だったかもしれないが,訳の分からない
仕事を強制されるよりは,よほどましな発表会だったと思われる。
もちろん会場費がいらない背景には,入試やら入学金やらで大学に大金を納めてくれている多数の家庭があるわけだが。
「商売人」ではなく,現場の「教育者」らしい言葉は届いただろうか。
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