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教育の「損失」は測定しにくい

 教育のように公共性の高い仕事については,第三者がその効果や成果を厳密に測定し,評価しようとする動機に欠けている面があった。

 唯一,わかりやすい「テスト」の得点については,教育上ほとんど意味をなさないとも言えるドリルばかりを繰り返すだけの学習を続けているだけでも,向上させることができる。

 対話も深い学びも自主性も問われず,ただひたすらプリントの問題を解かせ続けさせられる子どもたちが,高い成果を残したといえるようになり,教師が感謝されるようになれば,そのような安易な仕事に切り換える教師が増えるかもしれない。

 このような教育(?)を受けて育った子どもがどれだけの「損失」を被ったかを実証的に示すのは難しい。

 多くの教育実習生を受け入れている立場からすると,「損失」というより「壊滅的な負の遺産」を背負った大学生が教師となり,授業をすることなど,不可能に見える機会が増えてくる。

 教師が真の意味で苦労している姿を見たことがない大学生に,実習とはいえど教育など務まりようがないのである。

 大学での学習でも,どれだけの「損失」を算出することができるか,だれか研究してみてほしい。

 まじめな人ほど,たくさんの「単位」をとって卒業しようとしているらしい。

 このことがいかにダメなことか,ある私立大学の学長はわかっていらっしゃって,改革にのぞむとおっしゃっていたが,その趣旨が,大学のセンセイたちに伝わるかどうか・・・。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より