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学校内での「生き方」を本で学んでいる同僚がいるのは「気持ち悪い」ことではないか?

 「オレが教えた方法で上手くいかないのは,お前たちのコミュニケーション能力が足りないからだ」という本音がそのまま本になって出版されているらしい。

 そこには,校長のタイプ別対処法とか,保護者への説明法とかが書いてあるようだが,こういうノウハウ本を読んで「職場での生き方」を考えている教員を信用しようとする人がいるものだろうか。

 かつて,想定外で区長に当選してしまった人間が,政治上の判断をつねに政党に問い合わせていたことが暴露されたことがあった。その政党は,天皇制の廃止や自衛隊の解消をめざしているところといえばわかるだろうが,民主主義の恐ろしい側面が垣間見える。議会とうまくやっていくには,どうしたらいいか?議会の支持者は少数だから,うまくいかないことは最初からわかっていた。


 衝突を避けることを考えろ,という教えと,

 衝突が起こっても,正しい道を貫け,という教えはどちらが大切か?

 教師が誤った道をいっているのに衝突が起こらない学校ほど危険なところはない。

 

 コミュケーション能力がない教員にタイプを見定められる校長も気の毒だが,何よりもやるせないのは同僚たちだろう。横のつながりがない学校にいる教師は本当に不幸ではあるが,その解決策が「本に頼る」世界は終わっている。

 わかったつもりになっている人間の言葉を読んで,自分もわかったつもりになるのが,教育の世界では最も危険なことである。

 それほど学校では教師たちの横のつながりが失われているのだろうか。

 昔も書いたことだが,教員の多くは「できるだけ評判のいい学校」に異動したがる。

 「いい学校に異動させてくれる校長がいい校長だ」なんていう校長評価が蔓延している。

 残念ながら,人事を決めているのは校長ではない。

 校長がもっている人事権は,ダメな教員を外に出すことだけである。

 そんな当たり前のことも知らない教員が,校長を評価できるわけがない。

 
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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より