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「ヘンな人」が「よき人」を駆逐していく

 ヘンな人を邪険にする集団より,ヘンな人を大切にする空気をもった集団の方が,

 人間集団全体としてはうまくいくかもしれません。

 「ヘン」と言ってもレベルはさまざまなで,高い・低いや浅い・深い,広い・狭い,早い・遅いなど,四次元空間の「ヘン」さが存在するので,だれでもどこからしら「ヘン」な部分はあるわけで,

 そういう「違和感」が全部お互いの「敵」になってしまったら,すべての人を排除する方向に流れやすくなってしまうはずです。

 ただ,残念ながら,その逆のことも起こってしまうのが人間集団です。

 「ヘンな人」のために,「よき人」がどんどんやる気をなくしたり,嫌気がさしたり,「こんな場所にいたくない」と思ったりする。

 いじめはしたくない・・・としたら,自分がいなくなるしかない・・・「いじめ防止」とは,「人間からの遠ざかり推進」という面ももってしまっていることが怖いことなのです。

 気がついてみたら,本当に自分勝手な人間しかいなくなってしまった・・・

 そういう学校は,生徒の荒れが遅れてやって来るので,原因がつかみにくいのです。

 子どもの問題は,大人が引き起こしているものが多いことをどこかの機会で実感しておきべくでしょう。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より