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「わかりやすい」言葉を超えて,「わかる」言葉で話す新大統領

 新大統領が話す英語の文法は,小4とか小6レベルだと言われる。

 日本の中学生でも,新大統領が何を主張しているか,翻訳なしでもわかる部分が多かっただろう。

 このことを,批判的にとらえるのは,反新大統領派であり,

 新大統領を支持する人たちにとっては,

 まさにその「わかりやすさ」こそが支持の理由になっているのかもしれない。

 わかりやすい言葉,わかりやすい図式を国民に提示し,支持を集めた政治家として,思い浮かべることができる人はだれか。

 日本なら小泉純一郎元首相か。歴史上の人物なら,ヒトラーか。

 もちろん,「郵政解散」「ドイツ民族のために」といったわかりやすい言葉だけで政治家を信じるほど国民も素直ではないはずである。

 頭の良い政治家たちは,国民の中にある大いなる「不満」を利用する。

 小池知事が使う「ブラックボックス」「頭の黒いネズミ」などといった言葉は,政治や政治家と癒着している人間たちを国民が嫌悪しているからこそ「伝わってくる」ものである。

 自分にその自覚がある人間たちが,慌てて「頭の黒いネズミとはだれだ」と問い詰めてきたりするのは,小池知事にとっては「思うツボ」である。

 国民の側から,「お前のことだろうが!」とツッコミを入れられるから。

 新大統領が利用している人々の「不満」は,大統領自身がしっかりと言葉にしている。

 だから,「わかりやすい」というより,だれにでも「わかる」演説になっている。

 ・・・・ところで,多くの人は,「次のステップ」に期待する。

 「アメリカのお金は,アメリカ国民のために使う」

 「アメリカ国民の財布に入るはずのお金は,外国人には渡さない」

 ・・・そんなことは可能なのか?一時的には実現しても,いずれ,期待と全く逆のことは起こるのでは?

 と考えることができる人の割合は,ぐっと下がっていくのだろう。

 大統領選の予想を外したアメリカの超エリート層は,今,相当に慌てているはずである。

 この人々は,もしかしたら,アメリカの利益よりも,自分の利益の方が大切と思っているのかもしれない。

 超エリート層の生き残り戦術からも目が離せない。

 選挙戦のときのように,お互いに足の引っ張り合いをしている間に,国際社会の影響力を握ることができるようになる国はどこだろう。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
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  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より