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日本は万全のテロ対策を講じうるか?

 トランプ政権下の軍事行動で,初の戦死者が出たという。亡くなった方のご冥福を祈りたい。

 日本では,「兵士(自衛隊員)が戦闘で亡くなる」という報道を耳にすることがなかった(訓練中の事故で亡くなる方がいるのは,知り合いもいたのでよく知っている)。

 アメリカのような国に日本がならないことを願いたい。

 しかし,今や,テロで一般人が標的になってしまう時代だから,基本的に地球規模で見れば「戦時」であると考えた方がよいだろう。

 より安全な場所に生活の場を求める人が増えていくかもしれない。

 もし日本が移民を認めるようになったら,どれだけの人が集まってしまうか,想像もできない。

 しかし日本が安全な場所だというのは,「これまではそうだった」というだけのことかもしれない。

 アメリカが「次の大規模テロ」を警戒しているのは間違いないことだろうが,行き着く先が,

 「戦争で雇用の増加を」なんていうことにならないでもらいたい。

 戦争のど素人の日本人でも,今のアメリカが危ないことはわかりきっている。

 アメリカと密な関係を保ちたい日本が,強固な同盟国という理由だけで狙われることを心配している人も多いだろう。

 テロリストに理屈は通じないが,敵意は通じる。
 
 お互いに敵意に満ちた人間が溢れる地球にならないために,日本人ができることは何だろう。

 真の「国際社会への貢献」とは何だろう。

 今こそ,いがみ合いのない世界を築くためのメッセージを発信すべきときではないのか。

 入試の直前だが,国際社会のことを学んでいる中学校3年生には,そんな「義憤」に燃えていてほしいものである。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より