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「一丁目一番地」以外が見えてないと失敗する

 最も大切で譲れない部分を「一丁目一番地」と表現することがあります。

 最優先課題ははっきりしているものの,「一丁目二番地」「二丁目三番地」が見えていない場合,

 「なぜそれが最も重要な課題なのか」が説明できません。

 構想には「白地図」が必要です。

 「白地図」には,番地が示されていないといけません。

 「このへん」では説明にならないからです。

 場所が示されていない別々の2つのものは,

 人にとっては「全く同じもの」に見えてしまします。

 金融教育と海洋教育,どちらが重要なのか。

 どちらも別の意味で重要です。

 教育政策ではどのような白地図を利用するかについてのコンセンサスが欠かせません。

 これがないから,人によって全く異なった目標のもとで,しかも独善的な指導と評価が実施されてしまっています。

 指導と評価にどのような問題があるか,現場にいれば1年生の教員だって気がつく話です。

 批判されてもいいから・・・というより,批判されるためにも,

 新しい学習指導要領をつくるためには,白地図をまずは示してもらいたいと思います。

 中教審の答申は,ただの「希望の列挙」にすぎません。

 「見方・考え方」の白地図から,まずは検討したいと考えています。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より