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「職業高校」という教育上の死語を使う時代錯誤人間が考える未来像

 教員採用試験では,「職業高校」などという言葉を口に出した時点で,私だったら採用の見込みをゼロと判断する。

 「実際に,商業高校や工業高校だってあるじゃないか」と反論されるかもしれないが,

 こうした職業のための教育は,普通科の高校だって行うべきである。

 ただより専門性の高い教師が専門的な内容やスキルの習得に重点をおけるようにしているという意味で,「職業高校」は「専門高校」に改称されることとなった。

 時代錯誤人間の未来予測に科学的な根拠があるなら素晴らしい。
  
 しかし,教員養成の世界に身をおくのであれば,無責任な発言は慎むべきだろう。

 一つの道の専門性だけで食べていける時代ではなくなっていることは,企業の実態を見れば明らかである。

 普通教育の充実を図るべきとき今にあって,何十年も前の感覚で無責任な言葉を垂れ流し続けるのはやめてほしい。

 持論に従って身を処するなら,「職業教育」の専門家の看板を掲げるべきだろう。

 何の専門性があるのかは知らないが。

 「知らない者同士が教え合った方が効果が高い」という話は,「職業教育」でなら通用するのか?


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より