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気づかれないことのつらさ

 いじめられていることを先生が気づいてくれないとき,子どもはとても傷つくものである。
 
 話し合い活動を楽しそうにしているものの,実際にはとてもつらい時間を耐えていることを先生が気づかずに,ふらふらと教室を歩き回っている様子を見るのも,子どもにとってはとても居たたまれないものである。

 「気づかれない」ことのつらさを話題にしたのは,

 ニュースで青森市長が辞職した理由と関係がある。
 
 青森駅前の商業ビル「アウガ」を運営する第三セクターが,経営難に陥り,その責任を取るという話らしい。

 私はつい先日,青森駅近くのホテルに2泊していた。

 少し駅周辺も歩いたが,「アウガ」という商業施設があったことには気づかなかった。

 青森駅を降りると,左手側=海側に,「ねぶたの家」の建物がすぐに目に入る。

 さらに歩くと,「アスパム」という三角形の形をしたビルに目が行ってしまう。

 駅前通りの「アウガ」に気づかなかったのは,そういう理由もあるのだろうか。

 最初に記事を読んだときに,駅の反対側の出口の前に立っていたのかと思ったが,そうではなかった。

 駅前のビルの立地で大事なのは,「目立つこと」だろうが,そういう条件は満たしていない建物だったのだろうか。

 地方都市の商業については,フィールドワークをした経験があるが,聞き取り調査ができるほど歩行者がいないというのも悲しいことである。

 
 コンパクトシティ化を進めたい行政と,郊外に住んで車を利用したい市民の折り合いをつけるためにはどうしたらよいのだろうか。

 新しい市長候補の主張に注目していたい。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より