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トランプ氏当選で前進が加速しそうな北方領土問題

 週刊東洋経済(11月26日号)の連載コラムで佐藤優氏は,トランプ氏の大統領選勝利によって,北方領土と沖縄で変化が起こる可能性があると指摘している。

 安倍首相は,プーチン大統領との首脳会談を12月15日に山口県長門市で行うことを予定している。

 1956年の日ソ共同宣言で定められていた歯舞群島と色丹島の引き渡しが実現するのだろうか。

 トランプ氏の勝利はこの交渉とどうかかわってくるのか。

 「米国は世界の警察官になるべきではない」というスタンスをトランプ氏がもっていることが重要である。

 歯舞群島と色丹島が返還され,日本の施政下になると,日米安全保障条約第5条の適用範囲となり,

 ここで米軍が展開することが可能になる。

 もしそうなると,プーチン大統領は引き渡しに応じない。

 米軍が展開できない枠組みをつくることを,クリントン氏であれば拒絶しただろう。

 しかし,トランプ氏ならば・・・。

 沖縄の基地についても同様に・・・・。

 安倍首相にとって,より重要なのは北方領土交渉の解決である。

 「トランプ大統領」の出現は,安倍首相にとって「天佑」だと佐藤氏は述べている。

 ペルーでの首脳会談後の安倍首相のコメントは,「そう簡単な問題ではない」という慎重なものだったらしい。

 私の気がかりは,「四島返還」にこだわる人たちの動向であるが,世界の常識を踏まえれば,安倍首相のねらいは当然のように思える。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
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  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
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    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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