「チョーク&トーク」と「チョーク&バトル」
教師主導の一方的な一斉授業のことを「チョーク&トーク」と呼んで揶揄することが大好きな人たちがいる。
私の場合は,トークだけでチョークをほとんど使わないタイプの先生にも出会ったことがあるが,
そのトークに子どもたちがみんな引き込まれ,ただ受け身になって情報を記憶しようとしているわけではなく,しっかり自分の頭を使って考えながら聞いている・・・・そういう場面を全く想像できない人は,少しだけ気の毒である。
さて,授業で子どもの主体性が発揮できるのはどういう場面か・・・。
それは,教師にバトルをしかけるときである。
教師と子どもとの間で,どのようなバトルが展開するのか。
もちろんバトルのタネを播くのは教師である。
子どもからしかけたように見えても,実際には教師の予想通りに動いている。
大学生には,こういうバトルができる子どもを相手に授業をさせてあげたい。
教師は,子どもによって育てられるものである。
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