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【データから考える教育-4】 アクティブ・ラーニングの効果

 主体的な学習を促す「アクティブ・ラーニング」を導入した小中高校の教員100人のうち,

 59人が成果や授業・生徒の良い変化を感じたことが「ある」と回答。

 (eラーニング用システム開発のデジタル・ナレッジなどが2015年10月に行った共同調査より)

 「主体性が身に付き,意見が増えた」
 
 「互いに助け合うようになった」などが良い変化の具体例である。

 具体的な手法は,「グループワーク」が79%。

 (日本経済新聞2016年1月11日の記事より)

*******************

 最大の疑問。

 「グループワーク」をほとんどやったことがない教員へのアンケートだったのかどうか。

 そもそも,「グループワーク」などは,小学校や中学校では日常的に行われている

 「普通の学習指導」である。
 
 給食や清掃活動などは「グループワーク」だから,基本的に

 「いつも普通に互いに助け合っている」。

 このシステムを東南アジアの学校などがマネし始めているようだが,「協働性を高める」のが目的なら,授業よりこっちの方がどう考えても効果的だろう。


 教員の感想で,授業での「意見が増えた」とあるが,

 それは「教師が聞ける意見」のことか,

 「一人当たりの意見を発表する回数」のことかわからない。

 
 何の効果をねらっての「アクティブ・ラーニング」なのかをはっきりさせた上での調査でないと,

 本当に学習の質が高まったのか,資質・能力が育成できたのかがわからないまま終わってしまう。


 こんな実験をしてみるといいだろう。

 あるクラスでは,グループワークを中心にして,授業を進める。

 あるクラスでは,教師が生徒の意見を引き出しながら,授業を進める。

 同じ時間に授業して,同じ時間にテストを行う。課題は,

 「授業のテーマである~について,あなたが学んだことは何か」

 「授業のテーマである~について,これからあなたが取り組みたいことは何か」

 どちらの方が,どのような効果を出やすいことが示せるだろうか。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
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  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
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  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
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