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【データから考える教育-3】 家庭学習で悩む母親

 小学校1~3年生の子どもがいる共働き家庭の母親1000人への

 インターネット調査(公文教育研究所,2015年8月)の結果,

 家庭学習について「とても悩んでいる」「少し悩んでいる」と答えた人は53%だった。

 家庭学習がうまくいっていないと思う状況とは,

 「だらだらとし,行動にすぐ移さない」が最も多い53%。

 「いちいち指図しないと動かない」が36%。

 「いつも子どもを怒ってしまう」が29%。

 (日本経済新聞2016年1月4日の記事より)

 *********************

 学年が上がると,もっと割合が高くなるのではないか。

 「もうあきらめている」「家で勉強する必要はないと思う」

 といったネグレクト系も少なくないだろう。

 
 「家庭学習」の大部分は学校の宿題だろうが,

 中学受験の塾に通わせている親にとっては,

 ここに「塾の宿題,課題」が加わる。

 子どもたちは,『女工哀史』も霞んで見えるほどの「長時間・学習労働」に励んでいる。

 
 私が願いたいのは,「家庭学習」はあくまでも「自主的」「主体的」な学習にしてほしい。

 それも,「読書感想文」のような,「獄中作文」ではなく,もっと独創的な何かに取り組ませたい。

 100くらいあるメニューの中から選ぶという方法より,

 「授業でこれこれを学んだから,そこに関連のありそうな何々を探す」といった,

 「その場でのひらめき」をあとで(その日のうちに)形に変えられるようなものにしてほしい。

 こういう「家庭学習研究会」のようなものはないだろうか。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より