ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« なぜ子どもは「理解した」つもりのことを次の日には忘れているのか? | トップページ | 生徒が「授業がつまらない」という本音を言えない高校の進学率の高さ »

「どうせ子どもは教師の話を聞いても理解できないし学ぶ意欲は高まらない」という子ども観が生み出す凶育

 「子どもたちの能力を信じる」などと言っているくせに,

 「どうせ子どもは教師の話を聞いても理解できない」と見下している人たちがいる。

 こういう子ども観が生み出す凶育は,戦前から何度か周期的に現われ,そして沈没していった。

 子どもを信じない大人が実践する凶育は,決して長続きしないものである。

 荒れた学校や学級が立ち直っていく過程を知っている人が,決して捨てない信条がある。
 
 それは,「子どもは本気で語る大人の話をしっかり聞ける存在である」ということ。

 残念ながら,世の中には本気で騙る大人がいる。

 教育現場から尻尾を巻いて逃げていった人間たちが,

 教師を混乱に陥れようとしている状況に待ったをかけられるのは現場の教師に他ならない。

 子どもたちが本気・本音で語り合える場面を,どういう機会に与えていこうとするか。

 授業研究でしか実績をあげられないタイプの人には,一生かかってもわからないだろう。

 子どもを守れるのは,現場の教師である。


にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へにほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ
教育問題・教育論 ブログランキングへ

« なぜ子どもは「理解した」つもりのことを次の日には忘れているのか? | トップページ | 生徒が「授業がつまらない」という本音を言えない高校の進学率の高さ »

教育」カテゴリの記事

ニュースより」カテゴリの記事

中学受験」カテゴリの記事

学習指導要領」カテゴリの記事

教育改革」カテゴリの記事

リーダーシップ」カテゴリの記事

いじめ問題」カテゴリの記事

ブログネタ」カテゴリの記事

学力向上」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

仕事術」カテゴリの記事

教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

小中連携」カテゴリの記事

道徳」カテゴリの記事

教育実習」カテゴリの記事

教員の評価」カテゴリの記事

教員研修」カテゴリの記事

グローバル人材」カテゴリの記事

『学び合い』」カテゴリの記事

アクティブ・ラーニング」カテゴリの記事

教員採用試験」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

« なぜ子どもは「理解した」つもりのことを次の日には忘れているのか? | トップページ | 生徒が「授業がつまらない」という本音を言えない高校の進学率の高さ »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より