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調子の落ちた高給取りをどんどん試合に出して給料ダウンを狙う?

 プロ球団の経営者にとって,頭が痛いのは選手の給料UPである。

 長期高額契約を結んだ選手に限って成績が悪かったりすると,「経営判断ミス」と評価される。

 セリーグでは広島カープが早々と優勝を決めてしまったため,

 「消化試合」が多くなってしまった。

 2位をキープしたい巨人だが,リリーフ陣が崩壊している。

 せっかくの先発投手の勝ち星をフイにしてしまうわけだから,

 「給料ダウン」は自分以外の選手にも波及する。

 こうして「悪い成績」が増えれば増えるほど,経営の側にとっては「助かる」話である・・・

 と考えられなくもないのだが,ファンが離れて収入が減ったら元も子もない。

 試合に出れば,活躍するチャンスが存在するわけだから,プロなら結果を残してナンボではある。

 しかし,素人が見ても調子が悪い選手を交代させないのは,特別な理由があると思ってしまう。

 資金に余裕のあるが勝てない球団ほど,人気が下がってしまう可能性があることを忘れないでほしい。


 さて,こうした「経営陣のいじわる」が本当に存在するとしたら,どういう企業に見られるのだろう。

 ありえないほどの重圧を与えて失敗させ,リストラするというケースはないのだろうか。

 
 公務員の緊張感のなさには辟易することもあるが,生き残りをかけた企業の厳しい人事管理は想像の枠を超えている。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より