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私立小中に子どもを通わせる家庭への補助よりも優先すべきこと

 私立小中学校に通う子どもの授業料に税金から補助をするという文科省の政策案に対して,産経新聞の社説では,「優先すべきは公立再生」と批判的な主張がなされている。

 年収590万円未満の家庭は,私立中に子どもを通わせている家庭の約1割だそうだが,

 約13億円が概算要求に盛り込まれる方針だという。

 この政策の効果というか意味合いは,広く国民の理解を得られるものだろうか。

 金額の多い少ないに関係なく,ぜひとも国会では議論を尽くしてほしいところだが,

 では13億円分を公立学校の教育の充実に使おうといっても,「焼け石に水」という印象がぬぐえない。

 東京都の公立学校では,たとえば管理職が足りなくて困っている。

 管理職手当を増額すれば,希望者は増えるだろうか。

 決してそういうことはないだろう。

 多額の退職金をエサにすれば,管理職希望者が増えるだろうか。

 いかにも「金目当て」っぽい人たちが管理職試験を受けに来ることが,

 公立学校の教育に何かプラスになるのだろうか。


 記事からは,「公立学校やその教師たちへの不信」が大きいことがうかがえる。

 確かにいじめの問題や教師による犯罪行為を報道し続けている新聞社にとっては,

 憤りが隠せない部分も大きいと思われる。

 「何事もない」という公立学校での教育は,金メダルをとることより難しい,

 なんていう言葉の意味はわからないだろう。

 何が当たり前で,何がそうでないか,実態を掘り下げていくことの方が,新聞社の仕事としては先ではないだろうか。

 実は,公立学校でも,部活動をはじめとして保護者にかなりの経済的な負担をかけているところがある。

 「よく見えていない」ものが,どれだけあるかということに関心をもっていただきたい。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
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  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
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