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ロボットが身近な存在になるまで

 ロボットが本当の意味で「身近な存在」になるまでの道のりは,まだまだ果てしなく遠いものに思われる。

 私は鉄腕アトムに夢中になった世代よりも下だが,若いロボット研究者たちにとって,

 鉄腕アトムは「めざすべき到達点」のいくつかを示しているという点で,とても貴重な存在であるようだ。

 人気のために大衆迎合型・勧善懲悪タイプの単純なヒーローとしての活躍をするようになったアトムを,

 手塚治虫自身は「作品史上最大の駄作」と見なしていたようだが,影響力の大きさは計り知れない。

 ロボットに人間が託している本当の夢とは何だろう?

 人間より人間らしい人間を求めているのではないか?

 ロボットに夢中になりすぎて,人との接点をなくした生活も,

 「人間らしい生活」の1つのパターンだと思えば,地球は「人間らしさ」にあふれている。

 未来も「人間らしさ」は失われないだろう。

 ただ,いずれ,ロボットから「顔の表情」や「言葉のニュアンス」を教えられる時代になっていくのかと考えると,そもそも「人間とは何か」という問いも失われていってしまいそうだ。

 ディープラーニングのレベルも,まだまだ人間で言えば5歳程度のことしかできないらしい。

 「よくぞ5歳レベルまで到達したものだ」と賞賛されるべきところだろうが,

 いわゆる「基礎研究」にかかる時間・費用・根気は想像を絶するほどのものだろう。

 理系にはケタが違う予算がついている一方,

 学校教育には大改革にふみきるほどのほとんど予算がつかない。


 それでも学校教育が沈まないですむようにするためには,

 現場のソフトパワーで乗り切るしかないのだろう。

 「ロボット先生」で教育が事足りるようになる日は遠い遠い先の話であってほしい。


 
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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より