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「怒りのツボ」がわからないと困る

 教員は,大人よりも子どもたちといる時間が長いためか,そもそもそんな職業を志望するからか,

 一般的な大人とは「どこかがずれている」という人が少なくない。

 子どもだけでなく,教員も苦労することがあるのが,

 「怒りのツボ」がわからない人である。

 「ここはスルーするのか」と思われる場面がある一方,

 「いきなり怒りだした理由がわからない」という場面に出くわすことがある。

 子どもはもちろん,瞬間的に混乱する。

 
 ラジオのパーソナリティーがいきなり暴力をふるい,逮捕されたというニュースを読み,「原因」にふれられていないことに気づいたとき,この「怒りのツボ」のことが頭に浮かんだ。

 頭髪のことをバカにされても何ともないのに,

 別の身体的特徴の話になると,いきなりスイッチが入る・・・・なんているのは

 まだ「わかりようがある」。

 しかしどこでどのような地雷を踏んだかわからない状態で爆発すると,

 「防ぎようがない」という気持ちになってしまう。

 
 若い人で,こういう例は少ない。

 私の経験では,高齢の人と,ある教科を教える人に,このタイプが多かった。

 
 もちろん,「怒った理由」をその場で冷静に解説してくれる人はいない。

 なお,こういう「地雷」があると,子どもはそれなりの緊張感をもって生活してくれるという利点もある。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より