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高校野球の審判員の高齢化問題

 週刊東洋経済の高校野球に関する記事の中に,審判員の方々について書かれたものがあった。

 高校野球の審判員は,甲子園大会の試合でも,報酬は出ない(旅費や雑費のみ)そうだ。

 ボランティア活動である。

 審判員の方は,平日の試合でも仕事の休みをとって引き受けられる,

 自営業や公務員,郵便局員,農協職員などが多いという。

 最近の問題は,やはり高齢化で,40歳代以上がそのまま10歳年をとると,審判が足りなくなることになりそうである。

 最近,部活動の顧問のなり手が少なかったり,負担が大きかったりすることを国会がとりあげ,

 報酬(手当)を出そうとしているらしいが,教員に報酬などいらない。

 審判は立派な「仕事」である。こちらに報酬(手当)が払える仕組みを整えるべきである。

 

 年間80試合も審判をつとめたことがある市の職員の方は,土日がつぶれたそうである。

 教員の部活指導と同じで,どう考えても,「好きだからこそできる」活動に他ならない。

 私は高校,大学,その後,部活動の顧問や草野球などで野球にかかわってきて,

 審判員の方には,感謝というより決定的なミスジャッジの不満をぶつけたくてもぶつけられない複雑な心境があり,自分自身が審判をするのもあまり好きではなかった。

 ただ,インタビューに応えた審判員の方の話の中に,気持ちが通じ合う部分が見つかって,少し見方が変わりそうである。

 
 中学生や高校生の野球の審判は,ただの「判定員」であってはならない。

 青少年の「指導者」の一人である。

 審判の世界の世代交代も,よいかたちで実現される仕組みの整備を願う。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
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  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
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