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10代の投票先は,どの年代に最も近いものだったのか?

 18歳の投票率は51.17%,19歳は39.66%であった。

 18歳は「主権者教育」が間に合って,19歳は間に合わなかったから,という説明になるのだろうか?

 私の関心は,

 今回の参院選で投票した18,19歳の人たちは,どの年代の人たちの考えに最も近いものだったか?

 という点にあった。


 私自身の仮説は,これを50歳代あるいは60歳代と想定した。

 根拠は,1つは親世代の影響を受けている可能性が高いこと。
 
 もう1つは,団塊の世代の教師たちの影響を受けている可能性が高いこと。


 結果は・・・・日本経済新聞のHPに,

>改憲勢力は?10代投票先は?参院選データ分析

 が紹介されている。

 年代別,都道府県別に見たデータがある。

 10代で,「民進党」を選んだ人が多かったのは,

 北海道,秋田,山梨,長野,奈良,大分などである。

 これらの県のうち,10代以外で「民進党」を選んだ人が多かった年代があるのは,

 北海道の70歳以上,秋田の60代,山梨では20代以外は全部「民進党」(ほぼ総野党支持が山梨県の理由は,教員ならだれでもわかる理由がある),大分では30代と50代以上。

 奈良は10代だけが「民進党」が最も多く,他の年代はすべて「自民党」。

 山形は10代だけが「自民党」で,他の年代はすべて「無所属」。

 年代差が全くない県も少なくない。

 与党を選んだ割合が最も高いのは,20代だった。

 最初の仮説が正しいことは証明されなかったが,各都道府県には候補者の影響も大きいのだろうが,「土地柄」というのがあることがよくわかった。

 10代は,ほぼ「土地柄」通りの投票行動をしているようだが,秋田や奈良でこのような結果になった理由はだれかに解説していただきたい。

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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
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    「楽毅」第二巻より
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    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
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