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ネメシスの報いを受けるべき人間

 7つの大罪・・・吝嗇,怒り,妬み,大食,強欲,怠惰,高慢・・・・けちは大罪には入っていない,というご批判もあるでしょうが,子ども向けにはこの7つにしておきます。

 このうちの1つでも罪を犯したら,天国には行けない・・・・なんてことになったら大変ですね・・・。

 どうも「怒り」だけはおさまりようがないほど,世の中も,教育現場も,問題に充ち満ちています。

 すぐに目に見えるようにメネシスが復讐にやって来てくれればよいのですが・・・・。

 教師が陥りがちな大罪とは何でしょう・・・・

 ケチな授業・・・子どもがどうにも学びがいを感じない授業をしていれば,教師は子どもからそっぽを向かれます。

 怒りに満ちた生徒指導・・・・怒りで収まるのは一瞬です。教師は,子どもの「逆ギレ」に出会ったときに,「怒りを示すことの逆効果」に気づくでしょう。

 妬み・・・まだ,妬まれる方がましですね。

 大食・強欲・・・昔,給食の残飯が多すぎて,食べ過ぎたこともありましたが・・・。

 怠惰・・・「忙しい」「忙しい」という人に限って,仕事が少ないという実態が教育現場にはあります。

 高慢・・・日本人には珍しいタイプの「罪」ですよね。学歴(ヨコ学歴・・・どの大学を出たか)で自慢できる時代ではなくなりましたし,教師は「お金持ち」になれるわけでもない。でも,こういうタイプの教師がいるのも事実です。日本には,高慢な人にもたいへん優しく接することができる,心のゆとりのある国民性があります。

 いろんな意味で,本当の意味の「ゆとり」がなくなると,人は罪を犯しやすくなります。

 今,求められているのは,本当の意味での「ゆとり」なのでしょう。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より