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主権者教育の成果=選挙に向かう意識の向上・・・?

 高等学校では,行政の指導によって「主権者教育」が進められている。

 私にとっては,どうしても「主権者」という言葉と「教育」という言葉がつながっていることへの違和感が強い。

 「教育」を受けなければ「主権者」にはなれないのか?

 「教育」を受けていない人は,選挙に行くことをためらうべきなのか?

 「主権者」の「教育内容」とは,どういうものなのか?

 与党の政策に従わされている「教育」の現場で,果たして「政治的中立」は果たせるのか?

 「主権者教育」の成果として,投票率の向上が数値目標になっていると考えられるが,

 「投票すればよい」(だれか他人に託ばよい)というだけの態度が養われてしまっても,果たして「成果」と言えるのか?

 やがて成立する「公共」(仮称)もとらえどころのない科目である。

 本当の意味での「主権者」としての意識がある高校生と,

 政治には全く関心のない高校生が,反発することはないか。

 今の日本では,「社会科」が政治や学者のおもちゃになっているように見える。

 果たしてそれで真の「主権者」が育つのかどうか。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より