ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 批判する資格 | トップページ | 「持っていること」が弱点になる教師の課題 »

「持っていないことを武器に」という勇気づけ

 国際会議に参加されていたアメリカの社会科教育学者リンダ・レヴスティクさんに,次のような質問をさせてもらいました。

 「若い先生方は,自分たちの知識が不足していることに,大きな不安感,コンプレックス,劣等感を感じています。こういう先生方には,どのようなアドバイスをしてあげることができるでしょうか」

 レヴスティク先生の答えは,私が教育実習の学生に伝えているいつもの言葉と同じでした。

 「知識が不足していることを武器にしよう」。

 その自覚は,「学び続ける」意欲の原動力になる。

 子どもと一緒に課題を追究していこうとする動機になる。

 はじめから知識がいっぱいに詰まっている人はいない。

 その「使い方」こそが問題で,授業が自分の知識の披露で終わってしまったら,それは子どもにとっては迷惑な話かもしれない。

 知識・・・自分なりの言葉で表現できるようになるようなもの・・・とは,ここに書いてあるからとか,黒板を写してあるからとか,そういうことで身につくものではない。

 子どもたちがどのように「本物の知識」を習得していってくれるのか,どうしたらそれが可能なのか,そういうことに関心があることが,教師としての資質の1つである・・・・。

 なかなかこういう「勇気づけ」は簡単に成功するものではないことも,ご存じでした。

 「決めつけ」「思い込み」が激しいセンセイと,バートン先生やレヴスティク先生が本当に対照的な国際会議でした。

 「社会科教育」の本質を見極めることができたようで,有意義な2日間だったと思います。

 
にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へにほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ
教育問題・教育論 ブログランキングへ 

« 批判する資格 | トップページ | 「持っていること」が弱点になる教師の課題 »

教育」カテゴリの記事

ニュースより」カテゴリの記事

学習指導要領」カテゴリの記事

教育改革」カテゴリの記事

リーダーシップ」カテゴリの記事

歴史学習」カテゴリの記事

社会科」カテゴリの記事

社会科教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

学力向上」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

仕事術」カテゴリの記事

教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

小中連携」カテゴリの記事

道徳」カテゴリの記事

教育実習」カテゴリの記事

教員の評価」カテゴリの記事

教員研修」カテゴリの記事

『学び合い』」カテゴリの記事

アクティブ・ラーニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「持っていないことを武器に」という勇気づけ:

« 批判する資格 | トップページ | 「持っていること」が弱点になる教師の課題 »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より