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公立中高一貫校の校長だけが法令違反の疑いをかけられるのか

 「学力」のイメージを文科省が広げてしまったため,

 ますます法令(学校教育法施行規則)違反にしか見えなくなっている状態がある。

 公立中高一貫校の「適性検査」である。

>第百十条  中等教育学校の入学は、設置者の定めるところにより、校長が許可する。

2  前項の場合において、公立の中等教育学校については、学力検査を行わないものとする。

 もし,「適性検査」の現状が「学力検査」にあたるという判断がなされた場合,

 だれがどのような責任をとらされるのか。

 「不正な方法」で入学を許可した校長か。

 「不正な方法で入学を許可」する仕組みをつくった行政か。

 
 日本では,「国民のため」と言いながら,それが「ごく一部の国民のため」であったとしても,

 「国民の意思を重視している」と考えてしまう政治の風潮がある。

 本当の民主主義国家になりきれていない証拠である。


 ルールを変えて,実態に即した行政を実行するという法治国家では当たり前のことをしない

 「放置」国家だから,

 「ルール」とは単なる「建前」であって,「本音」では「ルールに従う必要はない」というムードが持ててしまえるようになっている。

 「学習指導要領に基づいて教育を行う」という「建前」もほとんど同じパターンに陥っているのである。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より