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芸能人,国会議員,国会議員に立候補しようとしている教育者の「不倫」報道

 「道徳」的にどうかと言われれば,弁解の余地はない「不倫」。

 「ゲス」から始まる「不倫」報道の経緯をたどっていくと,「バッシング」の強さの違いが改めて際立っているのが標題の三者に対するコメントである。

 「三発目」の「教育者」の「不倫」暴露は,「怒り」よりも「驚き」として捉えられている。

 夫に不倫された妻の「謝罪」も含めて。

 個人的には,三者のうち,最も影響力の大きい「不倫」は何か,と問われたら,間違いなく「三発目」のものである。

 隠し立てせず,聞いてもいない「事案」もカミングアウトすることも含めて,「驚き」が「憤り」を覆い隠すような報道になってしまっているが,彼は学校現場の教師だった人間でもあり,「道徳」を教えていただけでなく,教育委員もつとめていた経歴をもっている。

 これこそが「ゲスの極み」であると怒りたい人も少なくないはずである。

 子どもが中学生くらいになると,難しい子育てをめぐる対立から,夫婦仲が悪化し,離婚にいたるケースが増える実態を,教育現場にいる私などは知ってしまう立場にいる。

 子どもがいる場合,「本人同士の問題」「夫婦間の問題」では片付けられない。

 両親の不仲やどちらかの「不徳行為」「背徳行為」によって心に傷をおった中学生を癒してくれるものは何だろうか。

 今日,報道されていたような「反省文」だろうか。

 「不倫」で得をする人間は,取材している記者と報道機関の人間しかいない。

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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より