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新任教師のあなたへ~ビル・ゲイツの言葉を借りて・・・

 新入社員向けに書かれたある記事に紹介されていたビル・ゲイツの以下の文句をもじって,新任の先生に贈る言葉があります。

>世間は,君の自尊心を気にかけてはくれない。世間は,君が自尊心を満たす前に,君が何かを成し遂げることを期待している

 
 子どもたちは,あなたの自尊心を気にかけてはくれません。

 1年生なら同じような立場?ですが,上級生から送られる視線は,極めて「冷徹」なものです。

 あなたが自尊心を満たす前に,子どもの自尊心を満たしてあげる必要があります。

 子どもたちにとって,教師は欠かせない存在にも,どうでもいい存在にもなる相手です。

 あなたがどのような人間で,何を自分たちに語りかけてくれるか,

 授業でどのような受け答えをしてくれるか,部活動でどのような高い技術なりコーチングの能力を発揮してくれるかを期待しています。

 今時の子どもたちが最も求めているのは,

 「やる気を出させてくれる教師のはたらきかけ」です。

 
 自尊心のある人は,それを子どもは見事に(残酷に)打ち砕いてくれることもあるでしょう。

 教師の本当の自尊心とは,そういう子どもを見捨てず,むしろそういう子どもに教えを乞うような姿勢がとれるようになって初めて芽生えてくるものです。


 私も,新任校では,自尊心の塊みたいなところがありました。

 残念ながら,そこでは子どもの自尊心を傷つけることはあっても,自分の自尊心が傷つけられることは稀でした。

 二校目に行っても,自尊心は膨らんでいましたが,ここでは見事にそれを打ち破ってくれる子どもたちがいました。

 今では本当の自尊心を育んでくれた二校目の子どもたちに感謝しています。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より