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国民不名誉症 ~頑張っても負けたら価値がなくなるのが「オリンピック精神」か?~

 かつて国民栄誉賞を受け取ったなでしこジャパンが,

 リオ五輪のアジア最終予選の戦績がふるわず,五輪出場が絶望的になっている。

 イチローが国民栄誉賞の受賞を辞退した理由は,

 「モチベーションが下がる」というものだった。

 国民栄誉賞は内閣が支持率を上げるための道具だと解説している人もいるが,

 さすがに「拒否できる人」は相当限られていると思われる。

 イチローが現役を続行できる理由は,それだけのパフォーマンスが維持できているからである。

 なでしこジャパンのパフォーマンスが落ちているのかどうかはわからないが,

 五輪出場ができないという「不名誉」なことになると,

 すぐに「責任問題」が浮上する。

 選手は悪くない。監督が悪い。

 どこかに「責任」を負わせることで,モヤモヤを払拭させようとする国民性は

 「国民不名誉症」と名付けてもよいのではないか。

 
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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より