ウェブページ

最近のトラックバック

本の検索・注文


  • サーチする:
    Amazon.co.jp のロゴ

« 『学び合い』による跳び箱指導 | トップページ | 体のあとに心がついてくる »

東京アスペ大学と「障害」のハードル

 東京大学にはアスペルガー症候群の学生が多いというニュースがネットに出て,さまざまな反応があるようだが,さすがに4人に1人というのは多く見積もりすぎだろう。

 私の在学中は,語学の教室に一緒にいた学生や体育の授業を受けた学生の中に,そのような人はほとんどいなかった。

 体育会で一年中一緒に過ごした先輩・後輩・仲間にも,アスペの人はいなかった。

 最近はそういう学生が増えているのだろうか。

 アスペの人には,並外れた集中力や記憶力がある,という一般常識が「それらしさ」を補強しているようだが,集中力や記憶力があるだけでは,さすがに合格は難しかろうと思われる。

 私の教え子で東大に進学した生徒たちも,高度なコミュニケーション能力を持っていた。

 とはいえ,「一人もいるわけがない」とはさすがに言えない。

 また,「アスペルガー症候群」と誤解されるような言動をする学生が多くいるであろうことは予想できる。

 障害と判断するときのハードルを社会全体で下げていってくれるご時世というのは,それほど悪いものであるとは思わない。

 むしろ歓迎したい。

 みんな,それぞれの程度の障害をみんなもっているという感覚の方が,障害への差別意識が和らぐのではないか。

 もし,アスペの診断を受けて悩んだり苦しんでいる人の気が少しでも楽になるのであれば,東京アスペ大学という呼び名も捨て去らなくてよいと思う。

 
にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 教育ブログ 教師教育・教員養成へにほんブログ村 教育ブログ 社会科教育へ
教育問題・教育論 ブログランキングへ 

« 『学び合い』による跳び箱指導 | トップページ | 体のあとに心がついてくる »

教育」カテゴリの記事

ニュースより」カテゴリの記事

教育改革」カテゴリの記事

ブログネタ」カテゴリの記事

教職教育」カテゴリの記事

教師の逆コンピテンシー」カテゴリの記事

道徳」カテゴリの記事

教育実習」カテゴリの記事

教員の評価」カテゴリの記事

教員研修」カテゴリの記事

生活指導」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京アスペ大学と「障害」のハードル:

« 『学び合い』による跳び箱指導 | トップページ | 体のあとに心がついてくる »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より