セロトニン,ドーパミン,アドレナリンでわかる国民性
三大神経伝達物質と言われるこの3つ。
セロトニン,ドーパミン,アドレナリン。
人間の肉体や精神の両面に安定を与えるものですが,
はたらきが強すぎたり弱まったりすると,攻撃的になったり,不安になったりする。
覚醒剤のような麻薬ではなく,健康的にこれらの物質を制御できるような時代がやってくると,
日本人が苦手にしていることが得意になったりすることが予想されます。
ドーパミンの多い民族は,外交上手だといいます。
これは皮肉もこめた言い方です。
日本を含む東アジアでは,ドーパミンの分解酵素の分解活性が高いタイプをもっている人が多く,
ヨーロッパでは活性の低いタイプの人が多い。
これは意思決定力の違いにも結びついているようで,
ヨーロッパの人は自分でルールを探し出す・・・・あらかじめ定められたと教えられたルールを変えようとする行動に出る・・・傾向が強く,日本人は定められていると教えられたルールからなかなか抜け出せない・・・・。
中立条約を破棄して攻め込める国と,そうでない国の違いのようなものでしょうか。
ドーパミンが分解できずに体内に残り続けるヨーロッパの人の方が,自分で決めることが快感になりやすいとのこと。新しいことに挑戦しやすい脳をもっているということです。
日本人が外交が下手な理由は,ドーパミンの分解活性の高さで説明できてしまうわけですか・・・。
意思決定力を向上させるためには,ドーパミンの分解活性を抑える方法を開発すればよいのでしょうか・・・。
しかし,そもそもそういう性質をヨーロッパの人々がもっているのは,
相次ぐ戦争を生き残っていくために長い年月をかけて獲得してきたものかもしれなせん。
より慎重に物事を運ぶのが得意な日本人。
決定できないという欠点よりも,安易な決断はしない・・・・
「スピードがすべて」みたいな危険なムードに流されない,腰の据わった慎重さというのが長所になるような生き方はできないものでしょうか。
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