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「教育実践高度化」?呆れるほど低レベルな話

 大学院というところは,何をするところなのだろう?

 大学4年生の教育実習生がつくるよりはるかに低レベルの指導案をもってきて,

 「これで授業をさせてほしい」とやって来た学生がいたことは以前に述べた。

 何でも「教育実践高度化なんとか」という科研費がついた研究なのだそうだが,

 教育実習のやり直しというより,それ以前のレベルに戻ってしまったような指導案を見て,

 教育実習の時よりはるかに多くの時間を費やして「見直し」を求めることとなった。

 教材がダメ。発問もダメ。ねらいは不明確。目的も定かでない「話し合い」活動。

 「教育実践高度化」が聞いて呆れる。

 大学院の試験の合格率はどこかで発表になっているのだろうか。

 定員割れの学校も多いようだから,そういうデータは発表できないのではないか。

 教育関係で言えば,採用試験に合格できないで,就職浪人はしたくない,でもお金はある,

 という学生が大学院に進むという。

 たった1時間の指導案でも目を覆いたくなるような出来なのに,

 教員としてやっていける能力など微塵も感じられない学生に,何が指導できるというのだろう。

 行き着く先が『学び合い』なのだろうか。

 「教えないですむ」人は,大学でも「教えないですむ」のではないか。

 「認知的距離が近い相手としか教え/教えられることは出来ない」とある先生は書いている。

 なるほど。この点はとてもよく納得できる。


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  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
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  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
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