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連日お集まりの方々の悩み

 こちらのブログを閲覧していただいた方々の検索語は毎週欠かさずチェックしているが,

 ここのところ急に目立って増えているのが

 小学校の問題である。

 小学校の教師もたいへんなのはわかる。

 正直,子どもの顔など見たくもないという気持ちで仕方なく公務員を続けている人もいるだろう。

 人間だから,1日くらいは,教室を放り出したくなる気持ちはわからないでもない。

 しかし,授業を3日間もしなかったとか,2週間続けて休んだとか,

 そういうことが頻繁に起こってくるのは考えものである(実体験から)。


 小学校は,子どもも幼いが親も若い人が多い。

 上の子どもが初めて小学校に入学したような人は,

 自分も「小学生の親」1年生である。

 だから何もわからないまま,だれにも相談できずに苦しんでいる人が少なからずいるはずである。


 小学校の教師の方こそ悩んでおり,出口が見えずに苦しんでいる側かもしれない。

 こういう関係の中でも子どもがまともに育っていることも多いのだから,

 人間というのはすごい生きものである。


 中学校のように,毎日毎日,いろんな生徒や教師と話を交わさないと教育が成立しないところとは違って,小学校の場合は教室に引きこもっていてもだれも気づかなかったりすることがある。

 職員室にいられないから教室に引きこもる若い担任教師の割合がどのくらいいるか,

 管理職たちはご存じだろうか。


 いろいろな悩みは,部外者に相談しても実際には何も解決しないことが多い。

 当事者同士が必ずコミュニケーションをとらないといけない。


 小学校が抱える最大の問題は,

 コミュニケーション不全でも,一応,仕事をしていることにできる点にある。

 採点を放棄していた教師がいるのもうなずける。

 中学校なら,学年全体に迷惑をかかるから,締め切りを過ぎることは不可能である。


 重たい仕事でありながら,非常に緩い職場環境が,

 重度の精神的な課題を抱えた教師に気づけないままでいないかどうか。

 こういう問題を想像したり,解決に結びつけようとしたりする意欲をもてる人はだれだろう。


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宮城谷昌光の言葉

  • 雲のうえに頂をもつ高山を登ろうとするのに、その山相のすさまじさに圧倒され、おじけづいていては何もはじまらない。最初の一歩を踏み出さねば、山頂は近づいてこない。
    「楽毅」第四巻より
  • みごとなものだ。斂(おさ)めるところは斂め、棄てるところは棄てている。楽氏が棄てたところに、われわれの生きる道がある。
    「楽毅」第四巻より
  • 去ってゆく千里の馬を追っても、とても追いつかぬぞ。千里の馬の尾をつかむには、その脚が停まったときしかない
    「楽毅」第四巻より
  • ・・・つくづく人のふしぎさを感じた。道を歩く者は、足もとの石をたしかめようとしないということである。千里のかなたを照らす宝石がころがっていても、気がつかない。それほどの名宝は深山幽谷に踏みこまなければ得られないとおもいこんでいる。
    「楽毅」第三巻より
  • この城をもっとたやすく落とすべきであった。たやすく得たものは、たやすく手放せる。
    「楽毅」第二巻より
  • なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。
    「楽毅」第二巻より
  • からだで、皮膚で、感じるところに自身をおくことをせず、頭で判断したことに自身を縛りつけておくのは、賢明ではなく、むしろ怠慢なのではないか
    「楽毅」第二巻より
  • こうする、ああする、といちいち目的と行動とを配下におしえつづけてゆけば、配下はただ命令を待つだけで、思考をしなくなる。この四人はいつなんどき多数の兵を指揮することになるかもしれず、そのときにそなえて自立した思考力をもつ必要がある。
    「楽毅」第二巻より
  • 人は自分の存在を最小にすることによって最大を得ることができる
    「楽毅」第三巻より
  • 勇と智とをあわせもっている者は、攻めるときよりも退くときに、なにかをなすときより、なにもなさないときに、その良質をあらわす
    「楽毅」第二巻より